絞り値(F値)
絞り値に関しては、前に述べた通りOLYMPUSのコンパクトデジタルカメラSZ-31MRでは設定することができないため、このコーナーに関しては、SONYの一眼デジタルカメラNEX-5Rを使って検証してみたいと思います。
レンズによって絞り値の範囲が変わり、1.4から45までの範囲で設定できるようですが、私の持っているレンズでは3.5から22が限界なので、この範囲で検証してみたいと思います。
シャッター速度 1/25 シャッター速度 1/3 シャッター速度 1.3秒
絞り値はシャッター速度と同じように明るさに影響を与えます。
上の写真でもわかるように、絞り値が大きくなるほど(絞りを絞るほど)シャッター速度が遅くなっています。これは、絞り値が大きくなるほど取り込む光の量が減るため、シャッター速度を遅くすることで取り込む光の量を増やし、明るさを一定にしているのです。
絞り値には光を調整する以外に、被写体の背景のボケ具合を調整することができます。上の3枚の写真はすべて一番手前のハリネズミにピントを合わせていますが、絞り値が小さくなるほどボケ具合が大きくなっています。
この機能を使うことで、写真の中の1箇所だけを強調した写真を撮ることができます。
上の写真は、絞り値をF3.5にして、ピントだけをずらして撮影しました。ピントを合わせた人形以外がボケているのがわかります。その分、ピントを合わせた人形を強調して写すことができます。
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